報道発表
ALPS処理水の海洋放出に関する国際原子力機関の枠組みの下での追加的モニタリングの実施(結果)
令和7年9月10日
昨年9月に我が国と国際原子力機関(IAEA)との間で実施することで一致したIAEAの枠組みの下での追加的モニタリングの一環として、IAEA関係者及び第三国分析機関の専門家が来日し、9月9日及び10日に試料の採取を実施しました。
- 9月9日、東京電力福島第一原子力発電所近傍において、IAEA関係者及び韓国、スイス、中国、ニュージーランド、ロシアの分析機関の専門家により、海水の採水が行われました。
- 9月10日には、福島県いわき市内の漁港において、IAEA関係者及び上記分析機関の専門家が、水揚げされた水産物の選定を行いました。
- 今回の追加的モニタリングは、昨年10月、本年2月、4月、6月に続き、実施されたものです。
- 日本政府は、今後ともIAEAと連携し、国際社会に対して透明性高く情報提供を行っていくとともに、ALPS処理水の海洋放出の安全性について、国内外の一層の理解を醸成していくことに努めます。
(参考)追加的モニタリングの試料採取の実施実績
- 第1回 2024年10月15日(海水を採水)
- 第2回 2025年2月19日(海水を採水)、20日(水産物を選定)、21日(海水希釈前のALPS処理水を採水)
- 第3回 2025年4月15日(海水希釈後・海洋放出前のALPS処理水を採水)
- 第4回 2025年6月17日(海水希釈前のALPS処理水を採水)
- 第5回 2025年9月9日(海水を採水)、10日(水産物を選定)