報道発表

岩屋外務大臣とバロ・シャンブリエ・ガボン共和国副大統領との会談

令和7年7月29日
バロ・シャンブリエ・ガボン副大統領と握手をする岩屋外務大臣
岩屋外務大臣とバロ・シャンブリエ・ガボン副大統領との会談の様子

 7月29日、午後2時から約40分間、岩屋毅外務大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナル・デー行事に参加するため訪日中のユーグ・アレクサンドル・バロ・シャンブリエ・ガボン共和国副大統領(H.E. Mr. Hugues Alexandre Barro Chambrier, Vice-President of the Government, the Gabonese Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、本年4月にガボンで民主的な選挙が平和裡に実施されたことに改めて祝意を表しつつ、我が国は、保健、環境保全、法の支配の強化等の様々な分野で協力し、近年は同国の民主化プロセスにも貢献してきた旨述べました。その上で、経済分野を含む二国間関係を強化し、TICAD 9の機会も捉えて一層緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、バロ・シャンブリエ副大統領は、ガボンは人口が若く、経済の変革や多角化が必要である旨述べつつ、インフラ、エネルギー、鉱物や木材などの分野において、日本企業によるガボンへの投資に期待を述べました。
  3. 両者は、国際場裡においても緊密に連携していくことを確認し、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢等について意見交換を行いました。さらに、岩屋大臣からは、拉致問題の即時解決について理解と協力を求め、バロ・シャンブリエ副大統領からは支持を得ました。

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