報道発表

日・トンガ外相会談

令和7年4月16日
トゥポウトア・ウルカララ殿下と握手する岩屋外務大臣
会談中の両外相の様子

 4月16日、午後5時30分から約30分間、岩屋毅外務大臣は、大阪・関西万博参加のため訪日中のトゥポウトア・ウルカララ・トンガ王国皇太子殿下・外務大臣兼国防大臣(His Royal Highness, Crown Prince Tupouto’a ’Ulukalala, Minister for Foreign Affairs and Minister for His Majesty’s Armed Forces of the Kingdom of Tonga)と外相会談を行ったところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、トゥポウトア・ウルカララ皇太子殿下の外務大臣御就任への祝意を述べるとともに、我が国皇室とトンガ王室の長年に亘る親交は、日・トンガ両国の友好関係の礎である旨述べました。また、18日の大阪・関西万博ナショナルデーへの出席を歓迎するとともに、万博を機に両国関係が更に発展することに期待する旨述べました。両外相は、両国間の協力関係を一層強化していくことを確認しました。
  2. また、岩屋大臣から、太平洋諸島フォーラム(PIF)の太平洋強靱化ファシリティ(PRF)への日本の拠出に言及した上で、太平洋島嶼国が「存続に関わる唯一最大の脅威」と位置づける気候変動や、海洋環境等の共通の課題に共に取り組んでいく旨述べました。また、昨年7月の第10回太平洋・島サミット(PALM10)における成果のフォローアップを含め、地域の連結性や強靱性を強化する取組を支え、太平洋島嶼国と共に歩んでいく旨述べました。これに対し、トゥポウトア・ウルカララ外相からは、日本政府及び日本国民の協力に感謝の意が表されました。
  3. このほか、両外相は、地域情勢についても意見交換を行いました。

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