報道発表

岩屋外務大臣とビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長との会談

令和7年3月25日
握手し写真撮影に応じる岩屋外務大臣とビロル国際エネルギー機関事務局長
会談する岩屋外務大臣とビロル国際エネルギー機関事務局長

 3月25日、午後6時00分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長(Dr. Fatih Birol, Executive Director of International Energy Agency)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、IEAはエネルギー分野で最も権威ある国際機関であり、一昨年のG7広島サミットでの貢献をはじめ、エネルギー分野におけるビロル事務局長のリーダーシップを評価しており、本訪日を日本とIEAとの関係強化につなげたい旨発言がありました。
  2. また、岩屋大臣から、IEAの中核的ミッションはエネルギー安全保障であり、我が国は、IEAの機能を重視していると述べました。それに対し、ビロル事務局長からは、IEAとしてエネルギー安全保障は最重要課題であるとの発言があるとともに、日本のIEAに対する貢献への謝意と今後の日本とIEAの更なる協力関係の強化への期待が伝えられました。
  3. 最後に、双方は、エネルギー安全保障のために今後も協力していくことを確認しました。

(参考1)国際エネルギー機関(IEA)

 第1次石油危機後の1974年に、OECDの枠内における自律的な機関として設立された国際機関。石油供給途絶時の共同対応を主たる目的とする。本部はフランスの首都パリに所在。

(参考2)ファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長

 トルコ出身。IEAチーフ・エコノミスト兼グローバル・エネルギー経済局長を経て、2015年から現職。2013年に旭日中綬章を受章。2021年に米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。


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