報道発表

ヨルダン・ハシェミット王国に対する無償資金協力「マアン県における給水監視制御システム導入計画」に関する書簡の署名・交換

令和7年2月25日

 2月23日(現地時間同日)、ヨルダン・ハシェミット王国の首都アンマンにおいて、浅利秀樹駐ヨルダン・ハシェミット王国日本国特命全権大使と、ゼイナ・トーカーン・ヨルダン・ハシェミット王国計画・国際協力大臣(Ms. Zeina Toukan,Minister of Planning and International Cooperation of the Hashemite Kingdom of Jordan)との間で、13億3,400万円を供与額とするヨルダンに対する無償資金協力「マアン県における給水監視制御システム導入計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ヨルダンは、水資源が世界で最も少ない国の1つである一方、人口の自然増加や2011年のシリア危機以降の難民の流入に伴う人口急増による水需要の増加により、水需給の不均衡が深刻であり、水不足の解消及び安定給水が喫緊の課題となっています。
  2. この協力は、ヨルダン南部のマアン県において、SCADAシステム(給水監視制御システム)の導入、配水ポンプの更新等を行うことにより、正確な配水状況の遠隔監視・制御及び適切な水道施設の運転管理体制の構築を図り、もって対象地域の給水サービスの改善を通じたヨルダンの自立的・持続的な経済成長の後押しに寄与するものです。
(参考)ヨルダン・ハシェミット王国基礎データ

 ヨルダン・ハシェミット王国の面積は約8万9,000平方キロメートル(日本の約4分の1)、人口は約1,128.6万人(世界銀行、2022年)。一人当たり国民総所得(GNI)は4,350米ドル(世界銀行、2022年)。


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