報道発表

藤井外務副大臣とアブデルラティーフ・エジプト・アラブ共和国教育・技術教育大臣等との会談

令和7年2月20日
握手をする藤井外務副大臣とアブデルラティーフ・エジプト教育・技術教育大臣
(記念写真)藤井外務副大臣、アブデルラティーフ・エジプト教育・技術教育大臣及び随行者

 2月20日、午前8時10分から約50分間、藤井比早之外務副大臣は、訪日中のムハンマド・アブデルラティーフ・エジプト・アラブ共和国教育・技術教育大臣(H.E. Dr. Mohammed Abudel Latif, Minister of Education and Technical Education of the Arab Republic of Egypt)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 藤井副大臣から、昨年12月にアブデルラティーフ大臣の案内でエジプト日本学校(EJS)を視察した際の印象を述べました。それに対し、アブデルラティーフ大臣は、EJSはエジプトと日本の教育協力の成功例であり、TICAD 9の機会にこの成功モデルを他のアフリカ諸国に紹介し、アフリカやアラブ諸国へも展開していきたいとの意気込みを示しました。
  2. また、アブデルラティーフ大臣は、今回の訪日で特別支援学校や障害者支援センターを視察したことに触れ、特別支援教育分野でも、日本の経験や知見を取り入れたいとの期待を示しました。技術教育分野については、日本の支援により新たに導入予定の高等専門学校に加えて、PPP(Public Private Partnership)の枠組みで民間セクターのニーズに合う技術教育を行い就業機会につなげていく協力についても進めたいと述べました。
  3. 両者は、エジプト日本教育パートナーシップの下、日本式教育や特別活動の導入が進んでいるエジプトの成功例を改めて高く評価し、引き続き両国間で教育分野の協力をすすめていくことを確認しました。

報道発表へ戻る