報道発表
モンテネグロに対する一般文化無償資金協力「モンテネグロ音楽センターにおける楽器及び機材整備計画(打楽器及び撮影・録音用機材等)」に関する書簡の署名・交換
令和7年2月13日
2月12日(現地時間同日)、モンテネグロの首都ポドゴリツァにおいて、今村朗駐モンテネグロ日本国特命全権大使(セルビア共和国にて兼轄)と、タマラ・ブヨビッチモンテネグロ文化・メディア大臣(H.E. Ms. Tamara Vujovic, Minister of Culture and Media, Montenegro)との間で、モンテネグロ音楽センターに機材(打楽器及び撮影・録音用機材等)を整備するための1.5憶円を限度とする一般文化無償資金協力「モンテネグロ音楽センターにおける楽器及び機材整備計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- モンテネグロ音楽センター(MMC)は、首都ポドゴリツァに2006年に設立され、所属交響楽団やバレエ団の公演を始めとする様々な活動に使用されており、同国における文化活動の重要な拠点の一つとなっています。しかしながら、機材の老朽化や音響及び公演の記録用機材等の不足がMMCの活動の更なる発展・多様化に向けて課題となっています。
- この協力は、MMCに対し、打楽器及び撮影・録音用機材等を供与することにより、所属交響楽団の公演や教育部門による活動の多様化や質の向上を図り、もって同国における音楽文化教育の発展に寄与するものです。
(参考)モンテネグロ基礎データ
モンテネグロは、面積約1.38万平方キロメートル(福島県とほぼ同じ)、人口約62万人(2020、モンテネグロ統計局)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は1万1,500米ドル(2023年、世界銀行)。