報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
2月8日及び9日、長崎県の米海軍佐世保施設内のE.J.キング・ミドル・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の本年度の事業(第7回)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された米海軍佐世保施設での事業には、日米の中・高校生約35名が交流しました。
2 概要
(1)学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:2月8日(土曜日)


学生たちは、6つのグループに分かれ、クイズ形式で自国の文化を紹介し合い、英語と日本語でプレゼンテーション等を行いました。
(イ)2日目:2月9日(日曜日)


学生たちは、「地域資源を活用したヒット商品」をテーマに佐世保市の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2月9日)


日本側から、宮島大典佐世保市長、津野有希也外務省北米局日米地位協定室首席事務官等が、米側から、マイケル・フォンテーン米海軍佐世保施設司令官(大佐)(Capt. Michael Fontaine, Commander, United States Fleet Activities Sasebo)、エリン・グレイザック米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長(Ms. Erin Grazak, Community Superintendent, DoDEA Pacific East District)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。また、参加学生の御家族が表彰式及び修了式に立ち会いました。

3 参加した日米学生の所感 (例)
(1)日本側の参加者
- 佐世保の魅力を伝えるプレゼンテーションのためのグループワークでは、どのように自分の意見を伝えれば良いのかわからず、難しかったが、最後には自分の意見を少し伝えることができるようになり、学びがあったイベントだった。
- 今回のイベントを通じて、更に外国や英語に興味を持つことができたので、今後は今まで以上に英語を勉強していきたい。
(2)米側の参加者

- このようなイベントがなければ、自分と同じ年齢の日本人の友達を作る機会がないため、今回のイベントで新しい友達を作ることができてとても嬉しかった。
- 今回のイベントを通じて、日本の文化を学び、日本人の友達ができた。また、恥ずかしがらずに日本人の生徒に話しかけることができるようになったので、自信がついた。
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity:DoDEA)
- 後援:佐世保市教育委員会
- 開催協力:米海軍佐世保施設