報道発表

藤井外務副大臣の「日米合同原子力防災訓練」視察(結果)

令和6年12月17日
会談の様子
関係者が空母艦上に並んで記念撮影した様子

 12月17日、神奈川県横須賀市において「日米合同原子力防災訓練」が実施され、藤井比早之外務副大臣が視察したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 「日米合同原子力防災訓練」は平成19年以降毎年開催されており(注:令和2年はコロナ禍で不開催。)、藤井外務副大臣は、海上保安庁、米海軍横須賀基地、在京米国大使館等の関係省庁・機関の関係者と共に、視察に参加しました。藤井外務副大臣は、本年11月22日に横須賀に入港した米原子力空母「ジョージ・ワシントン」艦内における挨拶の中で、米海軍関係者への労いと感謝の意を表するとともに、我が国周辺の安全保障環境が厳しさを増す中で、強固な米海軍のプレゼンスは重要な役割を果たしている旨強調しました。
  2. この機会をとらえ、藤井外務副大臣は、イアン・ジョンソン在日米海軍司令官(Rear Admiral Ian L. Johnson, Commander, U.S. Naval Forces, Navy Region Japan)と意見交換を行いました。この中で、両者は、地域の平和と安全にとって非常に重要な日米同盟の下で、横須賀は中心的な役割を果たしているとの認識で一致しました。藤井外務副大臣からは、原子力艦について高い水準の安全性を維持するよう申し入れるとともに、両者は、横須賀市を始めとする関係自治体との協力を含め、引き続き日米で緊密に連携していくことを再確認しました。
  3. また、藤井外務副大臣は、「日米合同原子力防災訓練」視察後、横須賀市庁舎にて上地克明市長を表敬訪問し、日米同盟及び在日米軍の活動に対する同市長の理解・協力に感謝を表するとともに、意見交換を実施しました。

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