報道発表

岩屋外務大臣主催「第8回日・カリコム外相会合」レセプションの開催

令和6年12月12日
第8回日・カリコム外相会合レセプションで挨拶をする岩屋外務大臣
(集合写真)第8回日・カリコム外相会合レセプション
カリコム諸国外相等に対し歓迎の意を述べる英利アルフィヤ外務大臣政務官

 12月12日、外務省飯倉公館において、14日に開催予定の第8回日・カリコム外相会合の機会に岩屋毅外務大臣主催レセプションが開催され、訪日中のカリブ地域14か国から成るカリブ共同体(カリコム)諸国の外相等を始め、日本及びカリコム諸国の政治・経済・学術界関係者等約100名が出席しました。

  1. 岩屋大臣は、冒頭の挨拶の中で、日・カリブ交流年の機会に10年ぶりに日本で日・カリコム外相会合を開催できることを嬉しく思うとともに、カリコム諸国外相等の訪日を歓迎する旨述べました。
  2. また、岩屋大臣から、日本とカリコム諸国は地理的には遠く離れているが、国際場裡ではとても近しい、極めて重要なパートナーであり、14日に開催される第8回外相会合において、有益な意見交換を実施できることを期待するとともに、今後も国際場裡において、カリコム諸国と緊密に連携していきたい旨述べました。さらに、岩屋大臣から、日本は、こうしたカリコム諸国との友好・協力関係を重視し、「対カリコム政策三本柱」の下、カリコム諸国が抱える課題や問題意識に寄り添った支援を行ってきている、人との繋がりが日本とカリコム諸国の友好・協力関係を支えている、次の10年も更に交流の輪が広がることを願っている旨述べました。
  3. これに対し、今次外相会合において共同議長を務めるビンス・ヘンダーソン・ドミニカ国外務・国際ビジネス・貿易・エネルギー大臣(Hon. Vince Henderson, Minister for Foreign Affairs, International Business, Trade and Energy of the Commonwealth of Dominica)は、参加者を代表して挨拶を行い、岩屋大臣による今次レセプションの開催と、日本によるカリコム諸国への様々な協力に対する謝意を述べました。
  4. 岩屋大臣とともに出席した英利アルフィヤ外務大臣政務官もカリコム諸国外相等に対し歓迎の意を述べるとともに、和やかに歓談しました。各国の参加者が互いの親交を深め、14日に開催される第8回外相会合に向けて機運を高める機会となりました。
(参考1)第8回日・カリコム外相会合へのカリコム諸国等代表
  • アンティグア・バーブーダ:ダベン・ジョセフ首相府開発担当大使    
  • ガイアナ:ヒュー・ヒルトン・トッド外務・国際協力大臣    
  • グレナダ:ジョセフ・アンドール外務・貿易・輸出開発大臣    
  • ジャマイカ:カミナ・ジョンソン=スミス外務・貿易大臣   
  • スリナム:アルバート・ラムディン外務・国際商業・国際協力大臣    
  • セントクリストファー・ネービス:ケイ・バス外務次官    
  • セントビンセント及びグレナディーン諸島:フレデリック・スティーブンソン外務・外国貿易・消費者問題大臣
  • セントルシア:アルバ・ロマヌス・バプティスト外務・国際貿易・民間航空・海外移住者大臣   
  • ドミニカ国:ビンス・ヘンダーソン外務・国際ビジネス・貿易・エネルギー大臣   
  • トリニダード・トバゴ:エイムリー・ブラウン外務・カリコム担当大臣   
  • ハイチ:ジャン-ヴィクトール・アーヴェル・ジャン-バプティスト外務・宗務大臣   
  • バハマ:フレデリック・ミッチェル外務大臣   
  • バルバドス:ケリー・シモンズ外務・貿易大臣/生産部門調整上級大臣   
  • ベリーズ:フランシス・フォンセカ外務・貿易・教育・文化・科学技術大臣    
  • カリコム事務局:エリザベス・ソロモン外務・地域関係担当事務局次長
(参考2)日・カリブ交流年

 日・カリコム事務レベル協議開始後30年、日・ジャマイカ及び日・トリニダード・トバゴ国交樹立60周年を記念して、本年を「日・カリブ交流年」とし、年間を通じて、日本とカリコムの交流深化を目的とした記念事業を日本及びカリコム諸国で実施するもの。


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