報道発表

藤井外務副大臣とチリエッリ・イタリア外務・国際協力副相とのワーキング・ランチ

令和6年12月12日
藤井外務副大臣とイタリア外務・国際協力副相が握手をしている様子

 12月12日、藤井比早之外務副大臣は、訪日中のエドモンド・チリエッリ・イタリア外務・国際協力副相(H.E. Hon. Edmondo Cirielli, Deputy Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Italian Republic)と昼食を交えて意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、藤井外務副大臣から、今年6月に両国首相から発表された「日伊アクション・プラン」の下に、あらゆる分野で二国間関係を強化していきたい旨述べました。これに対し、チリエッリ副相は、日本とイタリアは共に高い技術力を持つ国であり、昨年に格上げした「戦略的パートナーシップ」の下、両国の関係をさらに強化していきたい旨述べました。
  2. 両者は、日伊物品役務相互提供協定(日伊ACSA)が11月25日に署名に至ったこと、及びグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)政府間機関の設立に関する条約(GIGO設立条約)が12月10日に発効したことを歓迎し、安全保障分野で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。また、12月3日の羽田・ミラノ便の新規就航を歓迎し、来年の大阪・関西万博や要人往来の機会も活用しつつ、両国の経済・産業分野の協力をさらに深めていくことを確認しました。
  3. その他、両者は、ロシアによるウクライナ侵略や、北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢等の地域情勢についても意見を交わし、国際場裡においても緊密に連携していくことを確認しました。

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