報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト
(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
11月2日及び3日、神奈川県横須賀海軍施設内のキニック・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の本年度の事業(第4回)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された横須賀海軍施設での事業には、日米の中・高校生約30名が交流しました。
2 概要
(ア)1日目:11月2日(土)
学生たちは、6つのグループに分かれ、クイズ形式で自国の文化を紹介し合い、英語と日本語でプレゼンテーション等を行いました。
(イ)2日目:11月3日(日)
学生たちは、「地域資源を活用したヒット商品」をテーマに横須賀市の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(11月3日)
日本側から、中野愛一郎横須賀市市長特命参与、高尾直外務省北米局日米地位協定室長等が、米側から、パトリック・グティエレス横須賀海軍施設副司令官(中佐)(Commander Patrick Gutierrez, Chief Staff Officer, CFA Yokosuka)、スティーヴン・ドレスクラー米国防省教育部(DoDEA)太平洋東区補佐官(Mr. Steven Dreskler, Chief of Staff, DoDEA Pacific East District)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の所感 (例)
- 日本側の参加者
・英語でコミュニケーションすることができ、一番楽しかったです。また、言語の壁を越えて会話することができて、とても嬉しかったです。
・自分の知らない英単語や文化、習慣などについて知ることができたり、自分の英語力を改めて確認する機会となったので、勉強するモチベーションが向上しました。 - 米側の参加者
・今回のイベントはとても良い学びの機会でした。日本語や日本文化についてより学びたいと思うようになりました。
・今回のイベントを通じて、言語の違いがある時には、恥ずかしさを捨てること、勇気を持って自分が知っている日本語を使ってみることの重要性を学びました。また、新しい友人と知り合えたことに感謝しています。
○共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity:DoDEA)、横須賀市
○開催協力:横須賀海軍施設