報道発表
日加外相電話会談
令和6年10月11日
10月11日、午前10時30分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、就任挨拶とともに、カナダとの二国間及びG7での協力を進めていきたい旨述べたのに対し、ジョリー外相からは、外務大臣就任への祝意が寄せられるとともに、岩屋大臣とともに日加協力を一層強化していきたい旨の発言がありました。
- 両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む東アジア情勢、中東情勢、ウクライナ情勢といった諸課題への対応に関して、同志国の連携が重要であることで一致し、岩屋大臣は、来年のG7議長国であるカナダによる強いリーダーシップを期待するとともに、ジョリー外相と緊密に連携したい旨述べました。
- 岩屋大臣は、カナダがインド太平洋戦略策定や国防政策改訂を通じ、インド太平洋への関与を強化していることを歓迎する旨述べ、両外相は、「自由で開かれたインド太平洋に資する日加アクションプラン」に基づく取組を着実に進め、戦略的パートナーシップを強化していくことで一致しました。
- 両外相は、LNG生産や電気自動車(EV)に係る協力を含め、経済面での二国間協力を進めるべく引き続き連携していくことで一致しました。また、岩屋大臣は、本年カナダが議長国を務めるCPTPPを含め、インド太平洋における自由で公正な経済秩序の維持・強化に向けて引き続き連携していきたい旨述べました。
- 両外相は、早期に対面での外相会談を行うことで一致しました。