報道発表

ブルキナファソに対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換

令和6年10月11日

 10月11日(現地時間10日)、ブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて、長島純ブルキナファソ駐箚日本国特命全権大使と、カラモコ・ジャン・マリー・トラオレ・ブルキナファソ外務・地域協力・在外ブルキナファソ人大臣(H.E. Mr. Karamoko Jean Marie TRAORE, Minister of Foreign Affairs, Regional Cooperation and Burkinabe Abroad of Burkina Faso)との間で、供与額6億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ブルキナファソは、サヘル地域に位置する内陸国で、同国の農業生産は不安定な気候の影響を強く受けています。加えて、イスラム過激主義勢力の襲撃による治安の悪化に伴う耕作可能な土地の減少や、国内避難民の急増、さらに、ロシアによるウクライナ侵略の影響を受けた食糧・穀物価格の高騰等により、同国の食料安全保障への対策が急務となっています。
  2. この協力は、ブルキナファソの食料安全保障の改善を目的として、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
  3. 我が国は、2022年(令和4年)8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、「食料危機対応・持続可能な農業生産支援」に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。
(参考)ブルキナファソ基礎データ

 ブルキナファソの面積は27万4,200平方キロメートル(日本の約70%)。人口は2,267万人(2022年、世銀)、1人当たり国民総所得(GNI)は850米ドル(2022年、世銀)。


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