報道発表
深澤外務大臣政務官とハッサン・ジブチ共和国外務・国際協力省次官との会談
令和6年8月25日
8月25日、午前11時27分から約20分間、深澤陽一外務大臣政務官は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のアリ・ハッサン・ジブチ共和国外務・国際協力省次官(Mr. Mohamed Ali Hassan, Secretary General of the Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Djibouti)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、深澤政務官から、ジブチは「自由で開かれたインド太平洋」の推進にとっての重要なパートナーであり、安全保障面をはじめ、両国の協力が着実に進化していることを歓迎しました。また、深澤政務官から、ジブチがIGAD議長国としてアフリカの角地域の平和と安定の確保に向けて主導的な役割を担っていることを評価しました。
- これに対し、ハッサン次官は、TICADプロセスは日本とアフリカをつなぐ重要な機会である旨述べるとともに、日本はジブチにとって長い間関係を構築している戦略的に重要なパートナーであり、日本からの広範な支援に感謝する旨述べました。また、ハッサン次官から、ジブチにおける自衛隊拠点は、アフリカの角地域の平和と安定、紅海の安全に貢献し、重要であり、スーダンにおける武力衝突事案に際しての邦人退避オペレーションは日・ジブチ協力の成功例である旨発言がありました。
- 双方は、安全保障・防衛分野や、本年1月にE/Nを署名したパルマレ道路の橋梁建設及び道路改良事業をはじめとする地域の連結性向上のための取組において引き続き連携していく旨確認しました。
- 双方は、明年のTICAD9を見据え、日・ジブチ関係を更に発展させることを確認しました。