報道発表
日・ソマリア外相会談
令和6年8月24日
8月24日、午後6時から約20分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のアフメド・モアリム・フィキ・ソマリア連邦共和国外務国際協力大臣(H.E. Mr. Ahmed Moallim FIQI, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, Federal Republic of Somalia)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、今月2日のモガディシュにおけるテロ攻撃によって亡くなられた方々及びそのご遺族に心からの哀悼の意を表するとともに、日本として、あらゆる形態のテロ行為を断固として非難する旨述べました。また、上川大臣から、来年から2年間、安保理非常任理事国を務めるソマリアと、我が国の知見も共有しつつ、緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、フィキ大臣から、日本のこれまでの広範な支援への謝意及び日本との良好な関係の更なる強化への期待が示されました。また、安保理における日本との協力への期待が示されました。
- 上川大臣から、ソマリアの平和と安定に向けた我が国の取組に言及しつつ、同国の平和の定着、経済開発に向けて協力していきたい旨述べました。これに対し、フィキ大臣から、これまでの日本との長い友好関係に触れつつ、ソマリア及びアフリカの角地域の平和と安定のため引き続き協力していくことへの期待が示されました。
- 両大臣は、明年のTICAD 9を見据え、日・ソマリア関係を更に発展させることを確認しました。