報道発表
日・ナイジェリア外相会談
令和6年8月24日
8月24日、午後3時5分から約20分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のユスフ・トゥガー・ナイジェリア連邦共和国外務大臣(H.E. Ambassador Yusuf Tuggar, Minister of Foreign Affairs of Federal Republic of Nigeria)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、本年4月のナイジェリア訪問時に行われた充実した協議に謝意を表しつつ、同訪問を受け、スタートアップを含むビジネス・経済関係の更なる強化の方途を議論し、ナイジェリアとのパートナーシップを強化したい旨述べました。
- 上川大臣から、本年4月のナイジェリア訪問時に国内避難民女性の切実な状況等を視察し、WPSの視点を踏まえた取組の必要性を実感した旨述べました。また、上川大臣から、我が国として、民主主義等の基本的価値・原則を共有し、アフリカのリーダーたるナイジェリアとグローバルな課題解決に向け協力を深めたい旨述べました。これに対し、トゥガー大臣は、TICADプロセスを通じた具体的な成果を歓迎しつつ、日本のこれまでの協力に対する謝意を表明するとともに、地域協力を含め、二国間関係を強化したい旨述べました。
- 両大臣は、明年のTICAD 9を見据え、日・ナイジェリア関係を更に発展させることを確認しました。