報道発表

アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合 上川外務大臣主催ワーキング・ランチ(グローバル・アジェンダ)

令和6年8月24日

 8月24日、正午から約90分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合参加国の閣僚等を招待し、「グローバル・アジェンダの解決に向けた貢献」に関するワーキング・ランチを開催したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、包摂的で責任あるグローバル・ガバナンスの強化の重要性について述べた上で、SDGsや、アフリカ自身の開発目標である「アジェンダ2063」も念頭に置きながら、日本とアフリカが学び合い、共創によるグローバル・アジェンダの解決につなげる協力を進めていきたい旨述べました。また、国連安保理改革を中心とする国連の機能強化の重要性についても言及しました。
  2. 参加した閣僚全員から活発な発言がありました。SDGs、WPS、若者、デジタル、AI、グリーン、気候変動、食料安全保障、紛争等の視点の重要性が指摘されたほか、国連安保理や国際開発金融システムを始めとするグローバル・ガバナンスにおいてアフリカの声を一層反映すべき旨の発言や、グローバルな課題解決に向けたTICADも活用した日本との協力強化への期待が述べられました。
  3. 最後に、上川大臣から、グローバル・アジェンダに対する日本とアフリカの協力の可能性について、有意義な意見交換をすることができたと総括するとともに、今般の意見交換がTICAD閣僚会合における今後の議論の良い土台になった旨述べました。

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