報道発表

日・南スーダン外相会談

令和6年8月24日
日・南スーダン外相会談前のフォトセッション
日・南スーダン外相会談の様子

 8月24日、午前10時45分から約20分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のラマダーン・モハメッド・アブダッラー・ゴッチ南スーダン共和国外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Ramadan Mohammed Abdallah GOC, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, the Republic of South Sudan)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、我が国はアフリカの角地域の平和と安定に向けて南スーダンの安定を重視しており、独立以来、南スーダンを支援している旨述べ、南スーダンの深刻な食料危機への対応に貢献するため、食糧援助を決定した旨伝えました。上川大臣から、独立以来の南スーダンの伴走者として、同国の努力を後押ししていきたい旨述べました。これに対し、ゴッチ大臣から、日本のこれまでの南スーダンへの支援につき謝意と日本企業の進出をはじめとした二国間関係の更なる強化への期待が述べられました。
  2. 上川大臣から、民主主義の定着としての選挙の実施を重視しており、十分な議論を通じ、当事者間で納得するスケジュールに基づく平和裡な選挙が実施されることを期待する旨述べたことに対し、ゴッチ大臣から、引き続き選挙の早期実施に向けて政府として取り組んでいく旨発言があるとともに、日本の協力に対する謝意が表明されました。
  3. 両大臣は、明年のTICAD9を見据え、日・南スーダン関係を更に発展させることを確認しました。

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