報道発表

日・ベナン外相会談

令和6年8月23日
オルシェグン・アジャディ・バカリ・ベナン共和国外務大臣と握手する上川外務大臣
目線を合わせてバカリ・ベナン共和国外務大臣と会談する上川外務大臣
オルシェグン・アジャディ・バカリ・ベナン共和国外務大臣と会談する上川外務大臣

 8月23日、午後1時35分から約25分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のオルシェグン・アジャディ・バカリ・ベナン共和国外務大臣 (H.E. Mr. Olushegun ADJADI BAKARI, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Benin)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ベナンの安定的な経済運営に敬意を表しつつ、4億人の仏語圏アフリカ市場を見据え、高い成長を続けるベナンに日本企業も注目していると指摘した上で、同国との関係を重視している旨述べました。これに対し、アジャディ・バカリ大臣から、日本企業の関心の高まりへの歓迎や二国間の経済関係の強化への期待が示されました。また、アジャディ・バカリ大臣は、これまでの日本の支援に感謝するとともに、自国で取り組んでいる改革を説明しつつ、来年の外交関係65周年も契機として二国間の協力関係を今後更に強化していきたい旨述べました。
  2. 上川大臣から、ベナンの電力分野での協力を通じた西アフリカ地域のグリーン成長の向上に取り組んでいる旨述べるとともに、サヘル地域とギニア湾沿岸諸国の平和と安定に向けて避難民向けの衛生環境改善等に取り組んでいる旨述べました。
  3. 両大臣は、明年のTICAD9を見据え、日・ベナン関係を更に発展させることを確認しました。
  4. このほか、安保理改革、ウクライナ情勢、拉致問題を含む北朝鮮情勢等の国際場裡における協力に関し、意見交換を行いました。

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