報道発表

ニキル・セス国連訓練調査研究所(UNITAR)総代表による上川外務大臣表敬

令和6年8月8日
ニキル・セスUNITAR総代表と握手をする上川外務大臣
上川外務大臣とニキル・セスUNITAR総代表との会談の様子

 8月8日、午後1時25分から約20分間、上川陽子外務大臣は、ニキル・セス国連訓練調査研究所(UNITAR)総代表(Mr. Nikhil Seth, Executive Director, United Nations Institute for Training and Research)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、セス総代表の訪日を歓迎する旨述べた上で、UNITARは広島に事務所を持つ唯一の国連機関であり、広島事務所の尽力によって、日・UNITAR間の協力関係が強化されていることは喜ばしいと述べました。
  2. 上川大臣は、SDGsの達成に向けて「人への投資」の重要性がますます高まっている中、UNITARが開発途上国の人材育成に大きな役割を果たしていることを高く評価し、日本政府としてもUNITARとの関係を重視していると述べました。
  3. これに対し、セス総代表から、UNITARの活動に対する日本政府の継続的な支援に対する謝意が表明されるとともに、紛争地・紛争後の国や地域、開発途上国、小島嶼国などの女性と若者に対する事業の継続が重要であり、日本とのパートナーシップを一層発展させていきたい旨発言がありました。
(参考)国連訓練調査研究所(UNITAR)

 1963年(昭和38年)に設立。開発途上国の行政官の研修や国連の機能・目的に関連する調査を行うことを主な任務とする。本部はスイス・ジュネーブに所在。2003年(平成15年)に中国・四国地方に所在する唯一の国際機関駐日事務所として広島事務所が設置された。

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