報道発表
国際緊急援助隊参加者に対する外務大臣感謝状の授与式
令和6年8月1日



- 8月1日午後4時から約60分間、上川陽子外務大臣は外務省飯倉公館において国際緊急援助隊の参加者に対する外務大臣感謝状授与式及びレセプションを行いました。同授与式では、令和3年以降に派遣された国際緊急援助隊員に対して、上川大臣から感謝状が手渡されました。
- 上川大臣は、授与式の冒頭挨拶の中で、国際緊急援助隊に参加いただいた各分野の専門家の活動に言及しつつ、これら活動が我が国に対する深い信頼に繋がっているとして、深い敬意と感謝の意を表しました。
- トルコ共和国へ派遣された医療チーム1次隊の井上潤一副団長から、受賞者を代表して、感謝状授与式開催への謝意が述べられ、これからも被災者に寄り添う姿勢と高い能力で世界から信頼されるチームであり続けるとの意思が示されました。
- 授与式に引き続いて行われたレセプションでは、上川大臣と国際緊急援助隊参加者、関係する在京大使館関係者等との間で活発な意見交換が行われました。
(参考)
- 今回の感謝状授与の対象は、2022年(令和4年)1月のトンガ王国での火山噴火及び津波被害、令和5年2月のトルコ南東部を震源とする地震被害及び同3月のフィリピン共和国での油流出被害に際し派遣された国際緊急援助隊員。今回の授与式には対象者210名が出席しました。
- 国際緊急援助隊は、海外の地域における大規模な災害に際し、被災国政府または国際機関の要請に応じて派遣され、救助活動、医療活動、災害応急対策の助言・指導等を行うものです。1987年(昭和62年)の同法施行以来、これまでに計168チームが50の国・地域に派遣されています。