報道発表
中央アジア5か国駐日大使による上川外務大臣表敬
令和6年7月23日


7月23日、午後3時30分から約35分間、上川陽子外務大臣は、アウトリーチ型外交の一環として、中央アジア5か国のサーブル・エシムベコフ駐日カザフスタン共和国特命全権大使、ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ駐日ウズベキスタン共和国特命全権大使、アタドゥルディ・バイラモフ駐日トルクメニスタン特命全権大使、エルキンベク・オソエフ駐日キルギス共和国特命全権大使及びサリム・ファルホド駐日タジキスタン共和国特命全権大使による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣は、日本との関係強化に向けた各大使館の日頃の尽力に敬意を表するとともに、中央アジアは地政学的に重要な地域であり、日本にとって、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化する上での重要なパートナーである旨述べました。
- 続けて、上川大臣から、他国に先駆けて実施してきた「中央アジア+日本」対話は、本年で20年を迎えた旨言及するとともに、こうした節目の年に開催される初めての首脳会合を、中央アジア諸国と日本との関係を更に飛躍的に発展させる歴史的な機会とすべく、協力していきたい旨述べました。
- これに対し、中央アジア各国の大使から、「中央アジア+日本」対話を通じた幅広い分野における日本との協力を重視しており、来る首脳会合の成功のために全力を尽くしたいとの発言がありました。
- 最後に、上川大臣から、初の首脳会合の機会を大きく捉え、中央アジアと日本の関係を前進させるため、力を合わせていきたい旨述べました。
(参考)「中央アジア+日本」対話
中央アジアの安定と発展には地域共通課題の解決に向けた地域協力が不可欠との観点から、日本がその地域協力を促していくために平成16年に立ち上げた対話枠組み(同年8月、カザフスタンで第1回外相会合を開催)。直近では、令和4年12月に第9回外相会合を東京で開催。「中央アジア+日本」対話が20年を迎える本年8月に、「中央アジア+日本」対話・首脳会合を開催すべく各国と調整を進めている。