報道発表

ミュラー国連工業開発機関(UNIDO)事務局長による穂坂外務大臣政務官表敬

令和6年7月9日
ゲルト・ミュラーUNIDO事務局長と握手をする穂坂外務大臣政務官
穂坂外務大臣政務官とゲルト・ミュラーUNIDO事務局長との懇談の様子

 7月9日、午前10時から約30分間、穂坂泰外務大臣政務官は、訪日中のゲルト・ミュラー国連工業開発機関(UNIDO)事務局長(Dr. Gerd Müller, Director General of United Nations Industrial Development Organization)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、穂坂政務官から、ミュラー事務局長の今次訪日を歓迎し、UNIDOは我が国が重視するグローバルアジェンダを共有する重要なパートナーである旨述べました。また、来年横浜で開催されるTICAD 9へのUNIDOの参画を期待する旨述べるとともに、我が国が重視する女性・平和・安全保障(WPS)の取組を紹介しつつ、ミュラー事務局長によるジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関するリーダーシップを評価しました。
  2. これに対し、ミュラー事務局長から、日本はUNIDOにとって最大のドナー国の一つであり、これまでの日本のUNIDOに対する協力に謝意が示されるとともに、日本政府が拠出する事業やTICAD 9などに触れた上で、日本政府の取組に敬意を表するとともに積極的に協力したい旨発言がありました。
(参考)国連工業開発機関(UNIDO)

 1966年の国連総会決議に基づき発足し、1979年に国連専門機関として独立。開発途上国や市場経済移行国において包摂的で持続可能な産業開発を促進し、これらの国々の持続的な経済の発展を支援する機関。事務局本部はオーストリアのウィーンに所在し、東京には投資・技術移転促進事務所を設置している。


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