報道発表
「持続可能な開発のための水」国際行動の10年に関する第3回ハイレベル国際会議における上川外務大臣ビデオ・メッセージ
令和6年6月12日
6月10日から13日にかけて、タジキスタン共和国ドゥシャンベにおいて、「持続可能な開発のための水」国際行動の10年に関する第3回ハイレベル国際会議が開催されました。上川陽子外務大臣は、12日に開催されたテーマ別討議3「気候、強靭性、環境に関する水」において、概要以下のビデオ・メッセージの形で参加しました。
- 上川大臣は、メッセージの中で、本会議の成功裏の開催を祝福しつつ、国連水会議から1年あまりを経て、「気候、強靱化、環境、生物多様性、防災」を含む課題は、ますます深刻になっており、変化のスピードに負けない又は追い越すスピードの行動が求められている旨述べました。
- その上で、上川大臣は、日本は多くの国や国際機関と連携し、「熊本イニシアティブ」をはじめとする「水アクション・アジェンダ」を通じ、様々な取組を推進する旨述べるとともに、女性や子供、若者や高齢者、障がいがある方や先住民族など、脆弱な立場の人々に焦点を当て、誰一人取り残さず、望ましい未来のために水を通じて、すべての目標とゴールを達成できるよう、力を合わせていきたい旨述べました。
(参考1)「持続可能な開発のための水」国際行動の10年
水資源の持続可能な開発と統合的管理、関連のプログラムやプロジェクトの実施と推進、および、国際的に合意された水関連の目標とターゲットの達成に資するための協力とパートナーシップの水準向上にさらに注力すべきものとされている。