報道発表

ダルダリ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アラブ局長による深澤外務大臣政務官表敬

令和6年5月29日
ダルダリUNDP総裁補兼アラブ局長と握手をする深澤外務大臣政務官
深澤外務大臣政務官とダルダリUNDP総裁補兼アラブ局長との懇談の様子

 5月29日、午前11時から約30分間、深澤陽一外務大臣政務官は、アブダラ・アル・ダルダリ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アラブ局長(Mr. Abdallah Al Dardari, UNDP Assistant Administrator and Director of the Regional Bureau for Arab States)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、深澤外務大臣政務官から、訪日を歓迎するとともに、人間の安全保障の普及と実践をリードするUNDPとの間で連携を強化していきたい旨述べました。また、複合的危機への対処にあたっては、「人間の尊厳」に焦点を当て、人間中心の国際協力を推進していくことが重要である旨述べました。そして、ガザを含む中東・北アフリカ情勢についても意見交換を行いました。
  2. これに対し、ダルダリ局長は、日本のUNDPに対するこれまでの一貫した支援に謝意が表明されるとともに、中東・北アフリカにおける様々な課題につき、共に緊密に連携して対応していきたい旨述べました。両者は、地域の開発協力において、人間の安全保障や「人間の尊厳」、女性・平和・安全保障(WPS)を重視しつつ協働していくことで一致しました。
(参考)国連開発計画(UNDP)

 UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。


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