報道発表
辻󠄀外務副大臣の第1回G7貿易大臣会合(オンライン)への出席
令和6年2月8日
2月7日、午後9時45分(日本時間)から約1時間50分間、本年のG7議長国であるイタリアのアントニオ・タヤーニ外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Antonio Tajani, Vice-President of the Council of Ministers and Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Italian Republic)が、オンライン形式で主催する「第1回G7貿易大臣会合」が行われ、日本からは、辻󠄀清人外務副大臣及び齋藤健経済産業大臣が参加したところ、概要は以下のとおりです。
- 本会合では、開催まで残り三週間を切った第13回WTO閣僚会議(MC13)で具体的な成果を達成することを念頭に、G7で、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。同時に、そのような取組を通じて、WTOを中心とするルールに基づく自由で公正な多角的貿易体制の維持・強化を一層進めていくためにG7で連携していくことで一致しました。
- また、オコンジョ=イウェアラWTO事務局長から、MC13に向けた現状と今後の展望に関する説明があり、MC13に向けた期待、優先事項等について、活発な意見交換が行われました。
- 辻󠄀副大臣からは、MC13の成功に向け、日本はG7や国際社会と緊密に連携していく旨強調しました。
- また、この機会に、今次閣僚会合の議論を総括した「G7貿易大臣共同コミュニケ」が発出されました。
(参考2)今次G7貿易大臣会合の日本以外の参加メンバー
- イタリア(議長国):アントニオ・タヤーニ外務・国際協力大臣
- カナダ:メアリー・イン輸出促進・国際貿易・経済開発大臣
- フランス:ムリエル・ラク=ラバルス経済・財務・産業・デジタル主権省国庫総局副総局長
- ドイツ:ウド・フィリップ経済・気候保護次官
- 英国:ケミ・ベイデノックビジネス・貿易大臣
- 米国:キャサリン・タイ通商代表
- EU:ヴァルディス・ドムブロウスキス欧州委員会上級副委員長兼貿易担当欧州委員
- WTO事務局:ゴズィ・オコンジョ=イウェアラ事務局長
(参考3)第13回WTO閣僚会議(MC13)
- 閣僚会議はWTOの最高意思決定機関。通常は2年に1度開催。
- MC13は2024年2月26日~29日にアブダビ(UAE)で開催予定。