報道発表

ドミニカ共和国に対する無償資金協力「経済社会開発計画」(サルガッサム海藻除去機材)に関する書簡の署名・交換

令和5年12月15日

 12月14日(現地時間同日)、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにおいて、高木昌弘駐ドミニカ共和国日本国特命全権大使と、ロベルト・アルバレス外務大臣(H.E. Mr. Roberto ALVAREZ, Minister for Foreign Affairs of the Dominican Republic)との間で、2億円を供与限度額とする無償資金協力「経済社会開発計画」(サルガッサム海藻除去機材)に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ドミニカ共和国はカリブ海の島しょ国であり、観光業など外的要因に影響されやすい産業に経済の大きな割合を依存するなど特有の脆弱性を抱えています。近年、同国周辺海域では、サルガッサム海藻が異常繁殖しており、海岸に大量に漂着、堆積してビーチの景観を損ねるとともに腐敗して悪臭を発するなど、大きな影響をもたらしています。
  2. この協力は、ドミニカ共和国政府に対し、サルガッサム海藻除去機材(ビーチクリーナー、ダンプトラック等)を供与するものです。この協力により、同国の観光業等の振興による安定した経済発展を図り、もって同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。
(参考)ドミニカ共和国基礎データ

 ドミニカ共和国は、面積約4万8,442平方キロメートル(九州に高知県を合わせた広さ)。人口約1,095万人(2021年、世界銀行)。人口1人当たり国民総所得(GNI)は9,050米ドル(2022年、世界銀行)。


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