報道発表

NATO代表部大使による上川外務大臣表敬

令和5年12月11日
正面を向き、写真撮影に応じる、上川大臣とNATO代表部大使の様子
テーブルに着き、意見交換を行う、上川大臣とNATO代表部大使の様子

 12月11日、午前11時05分から約20分間、上川陽子外務大臣は、訪日中の8か国のNATO代表部大使による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ブリュッセルに駐在する米国、ポーランド、チェコ、ルーマニア、英国、オランダ、デンマーク、イタリアのNATO代表部大使の訪日を歓迎しつつ、NATO首脳会合及びNATO外相会合への我が国内閣総理大臣及び外務大臣の2年連続の出席や、日NATOの協力分野を特定した国別適合パートナーシップ計画(ITPP)の策定などに見られるとおり、近年、日NATO関係は大きく進展している、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障はいまや不可分であり、価値や原則を共有する欧米諸国やNATOとの連携が益々重要となっている旨述べました。
  2. 更に、上川大臣より、サイバー、戦略的コミュニケーション、宇宙、海洋安全保障、女性・平和・安全保障(WPS)といった優先分野において具体的な協力を積み上げ、日NATO間の協力を一層強化したい旨述べました。
  3. これを受けて、各NATO代表部大使からは、上川大臣から述べられた分野等において日NATO協力を進めたい、日NATO協力の深化は当然のことである、日本によるウクライナ支援に感謝する等の発言があり、その上で、ウクライナ情勢、東アジア情勢、日ASEAN関係、アフリカをめぐる情勢などについて、活発な意見交換が行われました。

(参考1)今回大臣表敬を行ったのは、8か国(米国、ポーランド、チェコ、ルーマニア、英国、オランダ、デンマーク、イタリア)の、ブリュッセルに所在するNATO代表部の常駐代表(大使)。


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