報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和5年12月4日
12月2日及び3日、神奈川県キャンプ座間内のザマ・ミドル・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
- 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催されたキャンプ座間での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約50名が交流しました。
- 概要
- (1)学生によるプレゼンテーション
- (ア)1日目:12月2日(土曜日)
学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
- (イ)2日目:12月3日(日曜日)
学生たちは、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。
- (2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:12月3日)
日本側から、佐藤座間市長、大川相模原市副市長及び宮本北米局参事官が、米側からハンター在日米陸軍基地管理本部司令官(陸軍大佐)及びゲイツ米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
- 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- このイベントに参加すると決まった時は、嬉しさの反面、しっかり話せるか、積極的に参加できるかにつき、不安もありました。しかし、実際に参加してみると、チームメイトがフレンドリーで、分からないところも積極的に聞くことができました。とても新鮮で色々なインスピレーションを受けました。今後もこのようなイベントがあれば参加し、交流を通じて、英語を勉強するだけでは分からない、アメリカの文化についての理解も深めていきたいと思います。(日本側の参加者)
- このイベントでは、自分の殻を破り、他の人達についてより学んでいくべき環境に置かれるので、とても楽しかったです。本日得た機会は、きっと将来に役立つものと思います。(米側の参加者)
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 開催協力:相模原市、座間市、キャンプ座間