報道発表
アフガニスタンに対する無償資金協力「小児感染症予防計画(UNICEF連携)」に関する書簡の交換
令和6年5月14日
5月14日(現地時間同日)、アフガニスタンの首都カブールにおいて、黒宮貴義在アフガニスタン・イスラム共和国日本国大使館大使とタジュディーン・オイワレ国際連合児童基金(UNICEF)在アフガニスタン事務所代表(Dr. Tajudeen OYEWALE, UNICEF Representative in Afghanistan)との間で、供与額10.54億円の無償資金協力「小児感染症予防計画(UNICEF連携)」に関する書簡の交換が行われました。
- アフガニスタンは、世界の中で子どもの死亡率が非常に高い国の一つです。死因にはワクチンで予防可能な疾病も含まれ、子どもの感染症の発症及び流行を予防するために、ワクチン接種率の向上が求められています。
- この協力は、アフガニスタンにおける定期予防接種活動(結核、麻疹、経口ポリオ、B型肝炎、及び破傷風・ジフテリア)及びポリオワクチン接種キャンペーンに必要なワクチン調達等を支援します。また、着実なワクチン接種活動の実施を図ることで、同国における子ども及び女性の感染症罹患の低減並びに全ての人々の健康的な生活の確保に寄与することが期待されます。
- なお、この協力は、アフガニスタンへの人道支援を目的として実施するものです。
(参考)アフガニスタン基礎データ
アフガニスタンの面積は、約65.2万平方キロメートル(日本の1.7倍)、人口は3,893万人(世界銀行、2020年)、1人当たり国民総所得(GNI)は約380米ドル(世界銀行、2021年)。