報道発表
モデール国連開発計画(UNDP)総裁補兼対外関係・アドボカシー局長による穂坂外務大臣政務官表敬
令和5年11月2日


11月2日、午後3時から約20分間、穂坂泰外務大臣政務官は、第13回日・UNDP戦略対話に出席するために訪日中のウリカ・モデール国連開発計画(UNDP)総裁補兼対外関係・アドボカシー局長(Ms. Ulrika Modéer, UN Assistant Secretary-General, United Nations Development Programme (UNDP) Assistant Administrator and Director of the Bureau of External Relations and Advocacy)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、穂坂外務大臣政務官から、訪日を歓迎するとともに、戦略的なパートナーであるUNDPとの間で、SDGsの達成に向けた取組を加速するため、地球規模課題への対応における連携を強化していきたい旨述べました。また、国際社会が複合的危機に直面する中、国際社会の分断を乗り越えるためには、「人間の尊厳」に焦点を当てた、人間中心の国際協力の推進が重要である旨指摘しつつ、新たな開発協力大綱も踏まえた開発現場での人間の安全保障の実践で引き続き連携したい旨述べました。
- これに対しモデール局長からは、UNDPが日本と長年にわたり築き上げてきたパートナーシップの下、ウクライナやアフガニスタン等における危機や気候変動を始めとする地球規模課題に、共に緊密に連携して対応してきている旨述べるとともに、協力を一層強化したい旨述べました。両者は、日・UNDP戦略対話の成果を踏まえ、協力強化のための議論を深めていくことで一致しました。
(参考)国連開発計画(UNDP)
UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。