報道発表

エルサルバドル共和国に対する無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換

令和5年10月26日

 10月26日(現地時間25日)、エルサルバドル共和国のアンティグオ・クスカトラン市において、有吉勝秀駐エルサルバドル共和国日本国特命全権大使と、フアナ・アレクサンドラ・ヒル・ティノコ外務大臣(H.E. Ms. Juana Alexandra HILL TINOCO,Minister for Foreign Affairs of the Republic of El Salvador)との間で、1億9,800万円を供与限度額とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. エルサルバドルでは、政府機関・関係省庁の組織制度及び運営・財政能力の現状を踏まえ、行政能力向上のための政府機関・関係省庁における中核人材の育成が継続的な課題となっています。この協力は、将来を担うエルサルバドルの若手行政官等が、日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。
  2. この協力により、令和6年度に最大7名(修士課程6名、博士課程1名)のエルサルバドルの若手行政官が、我が国の大学院に留学することになります。この協力を通じて育成された人材が、将来エルサルバドルの各分野での開発課題の解決に貢献することが期待されるとともに、我が国とエルサルバドルの相互理解や友好関係の構築に寄与することが期待されます。
(参考)エルサルバドル共和国基礎データ

 エルサルバドルは、面積約2万1,040平方キロメートル(九州の約半分)、人口約634万人(2022年、世界銀行)、1人当たり国民総所得(GNI)は4,720ドル(2022年、世界銀行)。


報道発表へ戻る