報道発表

ハイチ共和国に対する無償資金協力「教育施設再建計画(UNICEF連携)」に関する書簡の署名・交換

令和5年10月23日

 10月21日(現地時間20日)、ハイチ共和国の首都ポルトープランスにおいて、久保雄嗣駐ハイチ共和国日本国特命全権大使と、ブルーノ・マエス国連児童基金(UNICEF)ハイチ事務所代表(Mr. Bruno Maes, Representative of the United Nations Children’s Fund in Haiti)との間で、供与額2.45億円のハイチ共和国に対する無償資金協力「教育施設再建計画(UNICEF連携)」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ハイチでは、2021年8月に南西部において、マグニチュード7.2の地震が発生し、この地震により被災3県にある学校の7割近くが損壊又は全壊し、約30万人の子どもたちが教育の機会を奪われ、就学の危機に瀕しています。この協力は、地震の被災地において、就学前から中等教育までの一貫した教育を行うための学校を2校建設し、学校インフラを整備することを通じ、地震で毀損したハイチの学校システムの再構築に寄与することが期待されます。
  2. 我が国は、ハイチの基礎社会サービスの確立による社会基盤体制の強化を目標として、保健・衛生や教育分野を中心に、同国の食料安全保障の確保にも配慮した支援を行っていくこととしており、この協力も、こうした我が国の対ハイチ支援の一環として実施するものです。
(参考)ハイチ共和国基礎データ

 ハイチ共和国は、面積約2.77万平方キロメートル。人口約1,158万人(2022年、世界銀行)。人口1人当たり国民総所得(GNI)は1,610米ドル(2022年、世界銀行)。


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