報道発表

穂坂外務大臣政務官のフランス訪問(結果概要)

令和5年10月20日
(写真)マケイン国連世界食糧計画(WFP)事務局長と穂坂外務大臣政務官
学校給食コアリション閣僚級会合で発言をする穂坂外務大臣政務官
(写真)タヴィオ・フィンランド外国貿易・開発大臣と穂坂外務大臣政務官

 10月18日(現地時間同日)、穂坂泰外務大臣政務官は、フランスのパリで開催された学校給食コアリション閣僚級会合に出席した他、同会議に出席した各国・国際機関要人との会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 学校給食コアリション閣僚級会合
    1. 会合出席者等
       本会合には、クリズラ・ザカロプル仏欧州・外務大臣付開発・仏語圏・国際連携担当長官(H.E. Ms. Chrysoula Zacharopoulou, Minister of State for Development, Francophonie and International Partnerships of the French Republic)及びヴィッレ・タヴィオ・フィンランド外国貿易・開発大臣(H.E. Mr. Ville TAVIO, Minister for Foreign Trade and Development of the Republic of Finland)をはじめ、学校給食コアリション参加メンバー国70か国以上の代表(内32か国から閣僚級)が出席しました。その他、国際機関、教育機関等の代表も出席しました。
    2. 会合概要
       本会合では、学校給食コアリションの過去2年間の取組の総括やコミットメントに対する各国の取組の進捗等について各国・国際機関等の代表者による議論が行われました。穂坂政務官からは、日本の取組として、JICAを通じた学校給食支援を紹介するとともに、栄養に関する知識を提供する取組の一貫として、母子健康手帳の普及にも取り組んでいる旨述べました。
  2. 各国・国際機関要人との会談
     穂坂政務官は、タヴィオ・フィンランド外国貿易・開発大臣、マケイン国連世界食糧計画(WFP)事務局長、ムケシマナ国際農業開発基金(IFAD)副総裁及びフリジェンティ教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)CEOと個別に会談しました。会談では、世界の食料安全保障や基礎教育分野での協力について意見交換を行った他、学校給食の普及のために連携していくことを確認しました。
(参考)学校給食コアリション

 2030年までに、健康的かつ栄養価のある学校給食を全ての児童に提供することを目標として2021年に設立。2023年10月現在、日本を含む約90か国及び国連機関・NGOなど約100団体が参加。事務局は国連世界食糧計画(WFP)。


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