報道発表

日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)

令和5年9月25日

 9月23日及び24日、山口県岩国飛行場内のM.C. ペリー・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
 今般開催された岩国飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約45名が交流しました。

2 概要

参加中高生によるグループ発表準備の様子 グループ発表準備の様子
学生達によるプレゼンテーションの様子 グループプレゼンテーションの様子

(1)学生によるプレゼンテーション

ア 1日目:9月23日(土曜日)

 学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。

イ 2日目:9月24日(日曜日)

 学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。

演台に立ち、閉会挨拶を行う、福田岩国市長の様子 閉会挨拶を行う福田岩国市長
演台に立ち、閉会挨拶を行う、シュイングハマー中佐の様子 閉会挨拶を行うシュイングハマー中佐

(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:9月24日)

 日本側から、福田良彦岩国市長、守山敏晴岩国市教育委員会教育長、網谷耕介外務省北米局日米安全保障条約課長等が、米側からシュイングハマー米海兵隊岩国飛行場司令部司令中隊司令官(中佐)、ソーニャ・ゲイツ米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。

修了証を掲げ、関係者の横に立つ、学生達の様子 修了証授与の様子
日米学生たち、および本プロジェクト関係者による、集合写真 記念撮影

3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)

  • 日本人だけでなく、アメリカ人の友達もたくさん作ることができ、アメリカ人ならではの話題についても話せるなど、とてもおもしろかったです。日本にいながら、ゲートの先にある生のアメリカに触れられたのは新鮮な経験で、様々な学び、気づきがありました。(日本側の参加者)
  • このイベントはとても楽しく、新しい友達もできました。日本文化について色々な視点を得ることができ、また、自分の文化について共有することができました。とてもお勧めのイベントです。私もまた参加したいです。(米側の参加者)

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