報道発表

ピーター・サンズ・グローバルファンド事務局長による武井外務副大臣への表敬

令和5年3月2日
サンズ・グローバルファンド事務局長と写真撮影する武井外務副大臣
武井外務副大臣が、サンズ・グローバルファンド事務局長と懇談する様子

 3月2日、午後3時40分から約20分間、武井俊輔外務副大臣は、ピーター・サンズ・グローバルファンド事務局長(Mr. Peter Sands, Executive Director, the Global Fund)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、武井副大臣から、三大感染症対策や保健システム強化についてグローバルファンドが果たしてきた役割を評価した上で、将来の感染症に対する備えや対応の強化が重視される状況において、グローバルファンドの役割が益々重要である旨述べました。また、本年5月、日本はG7広島サミットを開催する予定であり、さらに9月には、保健分野で3つの国連総会ハイレベル会合が予定されているところ、引き続きグローバルファンドとも緊密に連携し、日本は、国際保健の分野でリーダーシップを発揮していきたい旨述べました。
  2. これに対して、サンズ事務局長から、昨年の第7次増資を含むこれまでのグローバルファンドに対する日本の貢献に深甚なる謝意が示されるとともに、G7プロセスにおいてもグローバルファンドとして積極的に貢献していきたい旨発言がありました。
  3. 両者は、将来の感染症への備えを強化し、またユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)を実現するため、強靱かつ持続的な保健システムを構築することの重要性、幅広い分野で引き続き連携していくことの重要性で一致するとともに、日本国内の理解・支持を得るためにもグローバルファンドへの日本の貢献をより分かりやすい形で発信していくことで一致しました。
(参考)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

 すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを、負担可能な費用で受けられること。


報道発表へ戻る