報道発表
エクアドル共和国に対する一般文化無償資金協力「マナビ県における博物館免震機材整備計画」に関する書簡の交換
令和4年4月19日
4月18日(現地時間同日)、エクアドル共和国の首都キトにおいて、我が方、森下敬一郎駐エクアドル共和国日本国特命全権大使と、先方ルイス・バジャス・エクアドル外務・移民大臣代理(H.E. Ambassador Luis Vayas,Acting Minister of Foreign Affairs and Human Mobility of the Republic of Ecuador)との間で、供与限度額を1億2,300万円とする一般文化無償資金協力「マナビ県における博物館免震機材整備計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。
本計画は、2016年の地震にて甚大な被害を受けた、マナビ県にあるマンタ博物館・文化センター及びオハス・ハボンシーリョ考古学博物館に対して、文化財展示及び保管のための免震機材を整備するものです。この協力により、同博物館の展示・保管環境の改善を図り、同国の文化財の適切な保存・活用・継承及び災害からのより良い復興と一般市民の文化的施設へのアクセスの保障(Build Back Better)の実現に寄与することが期待されます。
(参考)エクアドル共和国基礎データ
エクアドル共和国は、面積約25.6万平方キロメートル、人口約1,751万人(2020年、エクアドル国家統計局)。人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約5,530米ドル(2020年、世界銀行)。