報道発表
G7外相会合
令和4年3月18日


- 3月17日、午後9時30分から90分間、G7外相会合がオンライン形式で開催され、林芳正外務大臣が出席しました。
- 会合の冒頭に、議長国のドイツから、3月16日夜に発生した地震についてのお見舞いの言葉がありました。
- 会合においては、G7として、ロシアによるウクライナ侵略やベラルーシの関与を強く非難し、ロシアに対して直ちに攻撃を止めるよう求めること、ロシアに対して引き続き圧力をかけていくことを改めて確認しました。
- その上で、侵略が継続する中、ウクライナにおける人道支援ニーズが高まっていること、またウクライナからの避難民を受け入れている周辺諸国が困難な状況に直面していることを踏まえ、ウクライナ及び周辺諸国、特に厳しい状況にあるモルドバへの支援を国際社会として強化していく必要性について一致しました。そして、G7として、他の関係国や国際機関等の参加も得つつ、「モルドバ支援グループ」を立ち上げていくことで一致しました。
- また、林大臣から、昨日岸田総理から発表したとおり、日本として、先週のG7首脳声明を踏まえ、ロシアに対して外交的・経済的圧力を一層強めるべく追加的な制裁を実施すること、ウクライナに対して、1億ドルの緊急人道支援や、医療用資材を含む自衛隊物資の追加供与を行うこと、ウクライナからの避難民の積極的な受入れ及び生活支援のための体制を構築したこと等を紹介しました。
- 日本としては、引き続き、G7を始めとする国際社会と緊密に連携しながら対応していく考えです。