報道発表

ヨルダンの税関治安対策強化に係る無償資金協力に関する書簡の交換

令和元年7月31日

  1. 1 本31日,ヨルダン・ハシェミット王国の首都アンマンにおいて,我が方柳秀直駐ヨルダン大使と先方ムハンマド・イシス・ヨルダン・計画・国際協力大臣兼経済担当大臣(Dr. Mohamad Al-Ississ, Minister of Planning and International Cooperation & State Minister for Economic Affairs of the Hashemite Kingdom of Jordan)との間で,供与額17.03億円の無償資金協力「アカバ税関治安対策強化計画」に関する書簡の交換が行われました。
     
    2 ヨルダンでは,近年の地域情勢悪化の影響を受け,同国内の物流は,陸路から,同国唯一の港であるアカバ湾に陸揚げする海上ルートにシフトしています。アカバ港の一部及び経済特区の入り口にはX線検査装置が設置されていないなど,現状の検査体制では,危険物の流入を防ぐには不十分であるため,アカバ税関の検査機能強化は喫緊の課題となっています。
     
    3 この協力では,同税関において,X線検査装置の治安対策機材を整備することにより,2017年時点で十分な検査がなされていなかった一部の検査場における検査対象車両の検査割合が,本計画によって100%となることが想定されています。また,複数台設置されることにより,検査装置のメンテナンス期間中においても24時間,365日切れ目無く検査が実施可能となります。検査能力の強化により,麻薬,銃器及び爆発物等の流入防止,さらには,国内及び地域周辺の治安安定化に寄与することが期待されます。
     
    4 また,2018年11月に東京で行われた日・ヨルダン首脳会談において,安倍総理大臣からアブドッラー国王に対し,ヨルダンの安定と発展のため引き続き支援を行う旨表明しており,この協力は,同表明を具体化するものです。
     
    [参考]
     ヨルダンの面積は約8万9,000平方キロメートル(日本の約4分の1),人口は約970万2,000人(世界銀行,2017年),一人当たり国民総所得(GNI)は約3,980米ドル(世界銀行,2017年)。

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