報道発表

ギニアに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成25年6月12日
  1.  本12日(現地時間同日),ギニア共和国の首都コナクリにおいて,我が方中野直継駐ギニア大使と先方クゥトゥブ・ムスタファ・サノ国際協力大臣(M.Koutoub Moustapha SANO, Ministre de la Coopération Internationale) との間で,供与限度額12億5,400万円の無償資金協力「国道一号線橋梁改修計画」に関する書簡の交換が行われました。
  2.  今回の協力は,首都コナクリから内陸へ至る同国唯一の幹線道路である国道一号線上の橋梁を改修するために必要な資金を供与するものです。
  3.  ギニアでは、都市間の道路整備が遅れ、都市への人口集中を背景にした都市部・郊外における交通渋滞等の問題を抱え、道路インフラの整備は急務となっています。この協力の対象であるカアカ橋は建設後62年経過し、老朽化が進み、このまま放置すれば落橋の危険もあります。今回の協力により,同国の主要幹線である国道一号線の安全で円滑な交通の確保につながり、ひいては同国の経済発展に貢献することが期待されます。
  4.  我が国は、2013年6月、第5回アフリカ開発会議(TICADV)等において、アフリカにおけるインフラ整備への支援を表明しており、この協力はそれを具体化するものです。

(参考)
 ギニア共和国は,面積約24.6万平方キロメートル,人口1,050万人(2012年),人口1人当たりのGNI(国民総所得)440米ドル(2011年)。


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