報道発表
ニャカジャ国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局長による阿部外務大臣政務官 表敬
平成25年6月6日
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本6日午前11時10分から約20分間,阿部俊子外務大臣政務官は訪日中のルック・ニャカジャ国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局長(Mr. Luc Gnacadja, Executive Secretary of the United Nations Convention to Combat Desertification)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
(1)阿部大臣政務官は,第5回アフリカ開発会議(TICADV)において砂漠や土地劣化,干ばつへの対応の重要性が確認されたことを歓迎する旨表明しました。また,本年9月にナミビアで開催される第11回締約国会議への支援として我が国が5万ドルの拠出を決定した旨述べるとともに,同事務局における日本人職員増員への期待を表明しつつ,我が国として引き続きUNCCDの活動に貢献していきたい旨述べました。
(2)ニャカジャ事務局長は,我が国からの支援に対する謝意を表した上で,持続可能な開発における土地の保全・利用の重要性に言及しつつ,我が国が砂漠化対処における我が国の貢献を世界に発信し,ポスト2015年開発目標に関する議論においてリーダーシップを発揮することを期待する旨述べました。
- 今回の訪日で,ニャカジャ事務局長は,TICADVに出席したほか,UNCCD事務局ほかが共催したTICADV公式イベント「西アフリカの砂漠化対処に向けて ~渇く大地から未来を守れ~」(主催:一般財団法人地球・人間環境フォーラム)で基調講演を行いました。また,我が国政府関係者との事務レベル協議を行ったほか,JICAや地球環境国際議員連盟(GLOBE JAPAN),NGO等との懇談を行いました。