報道発表
鈴木外務副大臣のスウェーデン訪問(概要)
5月27日から29日まで,鈴木俊一外務副大臣は,スウェーデンを訪問しました。
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政府要人との会談(28日)
(1) ビョーリング通商担当大臣との会談
鈴木副大臣は,日本と欧州は基本的価値を共有し,また国際社会の諸課題に取り組むに当たって利益と責任を共有しているという基本的考え方を述べ,また安倍政権の経済政策について説明しました。これに対してエヴァ・ビョーリング通商担当大臣(Dr. Ewa Björling, Minister for Trade, Ministry for Foreign Affairs)からは,日本とスウェーデンの間の経済活動拡大に向けた期待を表明の上,スウェーデンは引き続き日EU経済連携協定(EPA)を支持し,推進する旨の発言がありました。
これに関連して,鈴木副大臣から,EUによる日本産品輸入規制の撤廃・緩和に関し,スウェーデンの協力・支持を頂きたい旨述べ,ビョーリング大臣より,問題の解決に向けて双方で協力していくことが重要との認識が示されました。(2) ベルフラーゲ外務副大臣との会談
鈴木副大臣から,日本とスウェーデンは,政治,経済,文化等の分野で良好な関係を築いてきたところ,今後もこの関係を拡大,深化させていきたいと述べました。これに対してフランク・ベルフラーゲ外務副大臣(Mr. Frank Belfrage, State Secretary for Foreign Affairs)から同様の認識が示された他,我が国が今月15日にオブザーバー資格を承認された北極評議会に貢献することを期待する旨の発言がありました。両者は,東アジア情勢についても意見交換を行いました。 在留日系企業関係者との意見交換(28日)
鈴木副大臣は,在留日系企業関係者と,スウェーデンにおける日系企業の展開や関心事項などに関して意見交換を行いました。