報道発表
城内外務大臣政務官とセッツオース・ノルウェー教育・研究副大臣との会談(概要)
平成25年5月29日
本29日午後3時55分から約20分間,城内実外務大臣政務官は,外務省において,訪日中のラグンヒル・セッツオース・ノルウェー教育・研究副大臣(Ms. Ragnhild SETSAAS, State Secretary to the Minister of Education and Research)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 城内大臣政務官から,初訪日を歓迎すると共に,日ノルウェー科学技術協力協定の締結10周年に合わせてセッツオース副大臣が訪日し,「日ノルウェー科学技術週間」との位置づけの下,種々の行事が開催されていることに,日本との科学技術協力を重視している姿勢を感じ,嬉しく思う旨述べました。これに対し,セッツオース副大臣から,滞在中,ワークショップや研究所訪問等を通じて,多岐にわたる分野の科学者及び学生間交流を目の当たりにすることができた,日本の北極評議会常任オブザーバー資格の承認を受け,今後とも地球環境分野や北極圏における協力を深化させていきたい旨の応答がありました。
- 城内大臣政務官から,昨年のイェンス・ストルテンベルグ・ノルウェー首相(H.E.Mr. Jens STOLTENBERG, Prime Minister of Norway)の訪日は,基本的価値を共有し,共に平和国家・海洋国家である両国関係の基礎を改めて確認し,協力を一層発展させていく機会となった旨を述べました。これに対し,セッツオース副大臣から,科学技術先進国である日本との関係強化を非常に重視している旨のコメントがありました。
- その他,セッツオース副大臣が明30日に仙台を訪問する予定であることにつき言及があり,城内大臣政務官からは,ノルウェーによる震災支援に感謝の意を伝達しました。