報道発表
日ロさけ・ます漁業交渉の結果
平成25年5月23日
- 4月8日から4月19日までモスクワにおいて開催され,5月16日から同地において継続されていたロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2013年における漁獲に関する日ロ政府間協議は,本23日に妥結しました。
- 今回の協議には,日本側から,長谷成人水産庁資源管理部審議官(政府代表)及び重義行大日本水産会専務理事(政府代表代理)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,コンスタンチン・バンドゥーリン連邦漁業庁科学教育局長 (団長)(Mr. BANDURIN Konstantin, Chief of Department of Science and Education Federal Agency for Fisheries)(団長)をはじめ,外務省,連邦漁業庁,連邦保安庁国境警備局及び関係団体の関係者が出席しました。
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今回の会議では,ロシア連邦の200海里水域内における2013年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。
(1)漁獲割当量
- 合計
- 5,370トン(前年7,071トン)
- 内訳
- べにざけ 2,177.2トン(前年2,289.2トン)
- しろざけ 2,969.2トン(前年4,485.4トン)
- からふとます 115.5トン(前年161.5トン)
- ぎんざけ 49.16トン(前年68.1トン)
- ますのすけ 58.94トン(前年66.8トン)
(2)操業隻数 33隻(前年33隻)
(3)一隻当たりの割当量
- 小型船(19トン型)
- 141.6トン(前年154トン)
- 〃(29トン型)
- 153トン(前年167トン)
- 中型船
- 180トン(前年292トン)
(4)入漁料 約16億円(前年約21.5億円)