報道発表

カウダー独連邦議会キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務による岸田外務大臣表敬

平成25年5月23日
カウダー独連邦議会キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務による岸田外務大臣表敬 (1)
カウダー独連邦議会キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務による岸田外務大臣表敬 (2)

 本23日午後5時15分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,フォルカー・カウダー独連邦議会キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務(Mr. Volker Kauder, Chairman of the CDU/CSU parliamentary group in the Bundestag)他による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 二国間関係

     岸田大臣から,カウダー院内総務の4年連続の来日を歓迎した上で,引き続き種々の国際問題について協力を進めていきたい旨述べました。これに対し,カウダー院内総務から,共通の価値観を持つ日独両国は,国際場裡で協力を深めていくべきである旨述べました。両者は改めて,民主主義,市場経済及び法の支配といった基本的価値を共有する諸国の間での連携の重要性を確認しました。

  2. 日EU経済連携協定(EPA)

     岸田大臣から,日本と欧州の経済が共に再生することは世界経済全体の発展に資するものであり,そのためにも日EU・EPAで良い成果を出したい旨述べました。これに対し,カウダー院内総務から,日EU・EPAの早期交渉妥結への期待を述べました。

  3. 欧州債務危機

     岸田大臣から,欧州債務危機に際しての日本の支援に触れた上で,日本と欧州は,経済的に深い相互依存関係にあり,欧州最大の経済大国であるドイツによる継続した指導力の発揮と尽力に期待する旨述べました。

  4.  この他,両者は双方が関心を有する地域情勢についても意見交換を行いました。

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