報道発表
平成24年ビザ発給統計
平成25年5月13日
- 平成24年(暦年)における全在外公館のビザ発給件数は,198万6,539件(前年比46.5%増)となりました。
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平成24年ビザ発給統計のポイントは以下のとおりです。
(1)平成24年のビザ発給統計は,東日本大震災や原発事故の影響により落ち込んだ前年と較べ,5割近く増加し,大震災の前年(平成22年)のビザ発給件数を上回った。
(2)東南アジア諸国等からの来日者数の増加により,我が国への新規入国者数に対するビザ発給件数の割合も増加した。
(3)国籍別では中国,タイ,マレーシア,インドネシア,フィリピンの発給数が全体の約8割を占める。
(4)震災後の外国人観光客の回復傾向に伴い,中国人観光客は平成24年前半には飛躍的に伸びたが,9月以降大幅に落ち込んだ。
- 国籍・地域別では,中国(111万2,407件),タイ(22万8,528件),マレーシア(11万5,348件),インドネシア(9万0,498件),フィリピン(7万4,424件),インド(5万0,938件),ロシア(4万5,468件),ベトナム(3万9,581件),ブラジル(3万5,049件),韓国(2万2,964件)の順にビザ発給件数が多く,これら10か国でのビザ発給件数が全ビザ発給件数の約90%を占めています。
- 在外公館別では,在上海総領事館(43万5,103件),在中国大使館(29万0,789件),在タイ大使館(22万1,748件),在広州総領事館(14万9,909件),在瀋陽総領事館(7万8,569件),在マレーシア大使館(7万4,442件),在インドネシア大使館(6万8,257件),在フィリピン大使館(6万6,465件),在青島総領事館(5万4,849件),在大連出張駐在官事務所(4万5,963件)の順となり,これら10公館でのビザ発給件数が全ビザ発給件数の約3/4を占め,そのうち6公館は中国にある公館でした。
(参考1) 日本は,61の国と地域の人々に対して短期滞在ビザを免除(平成25年4月1日現在)。
(参考2) ビザ発給件数は,法務省入国管理局から発表される外国人入国者数とは異なる。