報道発表

第3回ARF災害救援実動演習(ARF-DiREx2013)への我が国からの参加

平成25年4月25日
  1.  5月7日から10日まで,タイのチャアム及びフアヒンにおいて,第3回ASEAN地域フォーラム(ARF)災害救援実動演習(通称:ARF-DiREx2013)が開催されます。
  2.  この演習は,タイ及び韓国が共同開催し,民軍連携をコンセプトに,災害対処能力の維持向上を図るとともに、参加各国との間の相互理解及び協力関係の促進を目的とするものです。具体的には,タイ国内で自然災害が発生したとの想定の下,机上演習,実動演習及び評価セッションを実施します。我が国の他にも米国,豪州,中国及びASEAN諸国を含むARFメンバー国から合計1000人以上が参加して行われる大規模な演習です。
  3.  我が国からは,外務省,防衛省・自衛隊及び国際協力機構(JICA)から約60人が参加する予定です。自衛隊からは,医療要員、調整所要員及び統裁部要員等による机上及び実動演習への参加が予定され、また医療機材、隊員等の輸送用として空中給油・輸送機(KC-767)1機が派遣される予定です。JICAからは,実動演習に際する文民側調整部での活動に参加する予定です。外務省は,机上演習及び評価セッションに参加するほか,演習の調整活動を行います。

【参考】これまでのARF災害救援実働演習
 ARFの枠組みによる災害救援実動演習はこれまでに2回開催されている。第1回は米国とフィリピンの共催でフィリピン・ルソン島で2009年に実施され,我が国を含む計14カ国・地域から約500人が参加。第2回演習は我が国とインドネシアが共催し,インドネシアのマナド島で2011年に実施され,計25カ国・地域から4000名以上が参加。


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