報道発表

日・イラン外相電話会談

令和7年3月17日

 3月17日、午後2時30分から約30分間、岩屋毅外務大臣は、アラグチ・イラン・イスラム共和国外務大臣(H.E. Dr. Seyyed Abbas ARAGHCHI, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は、イラン核問題等を巡る状況に関し、率直な意見交換を行いました。岩屋大臣から、現状を深刻に憂慮している旨述べるとともに、IAEAとの協力の重要性を強調しつつ、核問題の平和的解決に向けた対話を進めるためには、イランが建設的かつ具体的な行動を取ることが不可欠である旨指摘しました。また、岩屋大臣から、対話の重要性を強調しつつ、日本としても地域の平和と安定に向けた外交努力を継続する旨述べました。
  2. これに対し、アラグチ外相から、イラン側の立場及び取組について説明がありました。
  3. 両外相は、地域の平和と安定に向け、日・イラン間で外相レベルを含め重層的な対話を継続していくことで一致しました。

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