報道発表
ファン・デル・ハイデン国連児童基金事務局次長による穂坂外務大臣政務官表敬
令和6年6月20日


6月20日、午前10時から約20分間、穂坂泰外務大臣政務官は、訪日中のキティ・ファン・デル・ハイデン国連児童基金(UNICEF)事務局次長(Ms. Kitty van der Heijden, Deputy Executive Director, United Nations Children's Fund(UNICEF))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 穂坂大臣政務官から、ファン・デル・ハイデン事務局次長の今次訪日を歓迎し、今回で35回目を迎える日・UNICEF政策協議に触れた上で、UNICEFが、日本の外交、国際協力上の重要なパートナーとして、平素から緊密に連携して様々な支援やSDGsの推進等で協働していることを高く評価しました。
また、穂坂大臣政務官から、世界各地で多くの子ども達が苛酷な状況に置かれる中、UNICEFの活動は一層重要になっている旨、及び、日本が一貫して推進してきた「人間の安全保障」、「人間の尊厳」に基づくSDGsの達成に向けた取組において、教育、保健、栄養、水・衛生、ジェンダー等、SDGsの幅広い分野をカバーし、高い知名度と強力な発信力を有するUNICEFの役割は非常に重要であり、今後も緊密に協力していきたい旨述べました。 - これに対し、ファン・デル・ハイデン事務局次長から、これまでの日本のUNICEFに対する協力に謝意が示されるとともに、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、気候変動、人道・開発・平和の連携(HDPネクサス)等、日本とUNICEFの共通優先分野で、今後とも、日本と、さらに協力を深めていきたい旨述べました。
(参考)国連児童基金(UNICEF)
UNICEFは、1946年の第1回国連総会により設立。世界の子どもと若者のために、保健、栄養、水・衛生、HIV/AIDS、教育、子どもの保護、社会的包摂等の分野において、自然災害や武力紛争、感染症流行の際の緊急人道支援から中長期的な開発支援まで幅広く活動し、途上国政府に対する政策の提言、立案、実施などの支援や国際社会に対するアドボカシーを実施している。本部はニューヨーク(米国)に所在。